角田佑介博士がFAIR-GENCO 若手賞を受賞

CNS の角田佑介博士が2018年の FAIR GENCO 若手賞を受賞しました。角田博士は第11回日本物理学会若手奨励賞(2017年)に続く受賞となります。

 

角田佑介博士がFAIR-GENCO 若手賞を受賞

(GSIウェブページの試訳(抄))
東京大学原子核研究センターの角田佑介博士が2018年の FAIR GENCO 若手賞を受賞しました。この賞は、FAIR-GSI エキゾチック核コミュニティ(GENCO)が主催し、角田博士は、1,000ユーロを授与されました。賞の授与は、GENCO 会長の クリストフ・シャイデンベルガー 教授と副会長 ナッサー・カランター-ナヤスタナキ 教授から2018年3月1日、FAIR-GSI の GENCO 会議において行われました。毎年、GENCO は若手研究者に、キャリアのスタートのため若手賞を与えています。7名の著名な核科学者からなる GENCO の国際審査委員会は、理論・実験研究者の候補者から、受賞者を選出します。

角田佑介博士は、「Tプロット」の発案で若手賞を受賞しました。Tプロットは、数値計算の結果を可視化する手法で、原子核をはじめとした複雑な多体量子系の本質を理解し、把握するための鍵となります。角田博士は、Tプロットの手法を開発し、核構造計算結果を原子核の異なる状態や形状に結びつけることに成功しました。Tプロットはさまざまな実験結果を解釈するのに役立ち、エキゾチック核の構造研究における標準的な手法になっています。Tプロット法は世界中の科学界で大きな注目を集めています。

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写真左:角田佑介博士、写真右:GENCO のシャイデンベルガー会長、カランター-ナヤスタナキ副会長と。右端は元CNSセンター長の大塚孝治名誉教授。

 

参考リンク: Tプロットとモンテカルロ殻模型

Tプロットは、原子核構造の計算に用いられる手法の一つである「モンテカルロ殻模型」の計算結果を可視化することで、原子核の変形等の性質を分かりやすく表す手法です。Tプロットの実例やモンテカルロ殻模型の詳細については下記の記事もご覧ください。

 



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Last-modified: Wed, 11 Apr 2018 16:36:33 JST (166d)