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第三回CNS国際サマースクール (CISS04)

CNSサマースクールでは、広い意味での核構造論を中心にして、実験・理論を 含み、大学院博士課程の学生の基本的な知識や理解の向上を目指し、次世代の優 秀で活力に満ちた原子核物理学研究者の育成に寄与する事を目的とします。

今年度は、2004年8月17日-20日、東京大学原子核科学研究センター(CNS)和光分室にて開催致します。

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本年度の講師
海外から、

の3名をお招きします。Nazarewicz 氏は平均場の大家で、総合的な 講義を不安定核に焦点を当てて話されます。Navratil は ab initio 計算の 一つである、no-core shell model の中心人物の一人で、no-core shell model について丁寧に話してくれる予定です。実験の方にも、その原理や 目指すところは分かるようになるでしょう。Frekers 氏はスピンアイソスピン 励起について実験的な話をされます。本人は(d,2He)実験を精力的に進めて います。
国内からは
  • 櫻井 博儀
  • 藤田 佳孝
  • 萩野 浩一
  • 大塚 孝治
の皆さんにお願いしました。櫻井氏には、不安定核のスペクトロスコピーを 少し詳しく、藤田氏には、Frekers 氏の講演に対応して、RCNPを中心にした 日本の成果を話していただきます。萩野氏には、これらの講義と少し違った 観点から、融合反応について話していただきます。大塚は、不安定核の 殻構造や平均場について、昨年休講してしまいました内容に加えて、最近の 事も含めて話します。
さらに、今年の特別企画として Penta Quark について
  • 中野 貴志
  • 岡 真
の両氏に分かりやすく講義をしていただきます。

講義のタイトルなども順次掲載していきます。

多くの大学院生、ポスドク、さらにはシニアな方の参加をお待ちしています。

講義の他に、学生による研究発表の場も設ける予定です。

限られた人数しかサポート できませんが、できる範囲で旅費の補助を致します。補助が必要な場合には、 できるだけ早く組織委員までご連絡ください。

宿舎としては、理化学研究所ゲストハウスを予定しています。

参加費
シニア 7,000円
ポスドク、学生 2,000円

参加希望者は 以下に示す web ページ で参加登録をお願い致します。 web ページで登録できない場合は、 summer@cns.s.u-tokyo.ac.jp までご連絡ください。

web ページ
http://www.cns.s.u-tokyo.ac.jp/summerschool/

登録フォーム
http://www.cns.s.u-tokyo.ac.jp/summerschool/registration.html

組織委員
大塚 孝治 (校長: CNS理論部、東京大学)
酒井 英行 (CNSセンター長、東京大学)
小池 康郎 (CNS理論客員教授、法政大学)
下浦 享 (事務局: CNS)

問合せ先
下浦 享
東京大学理学系研究科附属原子核科学研究センター
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
電話: 048-464-4572
ファクシミリ: 048-464-4554
summer@cns.s.u-tokyo.ac.jp