研究紹介

我々は主に、核子(陽子と中性子の総称)あたり数 10 MeV から、数 100 MeV のエネルギーを持つ不安定核を使って、荷電スピンの大きな量子多体系がどのような性質を示すか、またその起源は何かということを探っています。 原子の周りを回る電子に殻構造があるように、原子核にも殻構造は存在しています。原子では希ガス元素が安定な元素ですが、これは電子のそれぞれの殻がいっぱいになったために安定に存在することができるようになっています。原子核では、より安定

荷電スピンの極限状態における量子系

原子核は陽子と中性子から成り立っています。これらのバランスを荷電スピンという量を用いて表しています。軽い安定核では荷電スピンが大きくなると不安定核になります。


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