極限原子核構造研究グループウェブページへようこそ
原子核物理は今、新しい局面に入ってきています。安定には存在しない原子核を加速器を用いて人工的に作り、それが壊れる前に調べる手法の開発がすすみ、原子核物理の「Play Ground」が飛躍的に拡大する時期に来ました。日本では、理化学研究所(理研)で今年 RIビームファクトリー(RIBF)が稼動を始め、たとえば、人類がまだ確認したことのない原子核(同位元素)が次々に見つかることが期待されています。
わたしたち極限核構造グループは、インビーム核分光という手法で、安定核では見られないエキゾチックな性質を解明し、原子核物理学の常識を変えることを目指した研究を行っています。
新しい実験科学は新しい実験技術の開発から生まれます。わたしたちは光速の30%以上の速さで運動している原子核からのガンマ線のドップラー効果を高精度で補正できる高分解能ガンマ線検出器(GRAPE)を開発し、これまでに比べて、10倍以上鮮明にガンマ線を分析することに成功しました。また、将来のRIBFでの実験に向けて、散乱粒子を高分解能で測定し、原子核の状態を鮮明に識別するための磁気分析装置SHARAQ の開発を進めています。
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下浦・井手口研究室では、ともに研究する大学院生を歓迎します。興味のある学生(とくに学部4年生)は、ぜひ研究室に見学にきてください。見学の際は、事前に連絡をお願いいたします。