2008年度国立天文台研究集会
「Rプロセス元素組成の統合的理解 -宇宙の中の不安定核物理-」
のご案内

日程: 2009年3月9日(月)-10日(水)
場所: 筑波大学大学会館特別会議室

研究会の趣旨:

 理化学研究所では、RIビームファクトリー(RIBF)が本格的に始動し、
Rプロセス元素組成の実験的研究が始まろうとしている。この機会に、
いま一度宇宙の中の不安定核物理の役割について考えることは重要で
あろう。「宇宙の中の不安定核物理」という視点では、Rプロセスなど
の元素組成研究だけではなく、超新星爆発環境理解のための中性子
過剰核物質、状態方程式の研究なども重要である。この研究会では、
これらの研究に関連する実験/理論の最新の成果について報告して
いただくとともに、広く宇宙物理に関連する話題も提供していただき、
核物理研究者、特に今後研究を目指す学生および若手研究者にこの
研究分野の理解を深めてもらうことを目標にする。また、国際的にみれば
RIBF以外にもいくつかの大型RIビーム施設が完成あるいは計画中である。
今回の研究会では、中国IMPなどからも関連分野の研究者を招き、
世界のRプロセス元素組成研究の現状についても紹介していただく。

 この研究会は、筑波大学原子核実験グループ主催、国立天文台共催であり、
新学術領域・素核宇宙融合「クォーク力学・原子核構造に基づく爆発的
天体現象と元素合成」の援助を受けて開催されます。

世話人:
小沢顕、新井一郎、安田裕介(筑波大)、梶野敏貴(国立天文台)

プログラム:2月28日版

参加登録について:
 参加登録は当研究会webページ http://cusp.px.tsukuba.ac.jp/NAO2008/ で受け付けます。
同ページの一番下の登録ページへお進みください。

 講演希望、宿泊希望およびスケジュール、旅費支給希望とあわせて
お申し込み下さい。旅費(交通費および宿泊費)のサポートにつきましては、
予算の限りとなりますので、配分につきましては世話人にご一任ください。
 また、研究集会1日目の3月9日夕方には懇親会(会費4000円程度)
を予定しています。こちらもあわせてお申し込みください。
 講演申し込み、参加登録の締め切りは2月10日(火)です。ただし、
旅費、宿泊を希望しない場合は当日まで受け付けます。


問い合わせ先:
 安田裕介(筑波大) yuusuke@tac.tsukuba.ac.jp
 TEL 029-853-2496 / FAX 029-853-6618


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