基本対称性
反物質消失機構、暗黒物質の実体など、宇宙太古の物質創成の歴史を、基本対称性の破れを軸足に紐解いていきます。 重い原子核では、未知の対称性や相互作用のシグナルが量子増幅され、微かな基本対称性の破れを調べる顕微鏡の役割を果たします。 理化学研究所の加速器を用いて、多彩な重元素(極端な原子核)を生成するとともに、レーザー冷却技術を駆使してその量子状態を制御し、光格子原子干渉計を用いた未知素粒子の物性を探る量子センシング技術を開拓します。標準理論を超える新しい現象を探索し、基本対称性の破れがどのように 時間発展して、巨視的な非対称性が発現したのか、物質・反物質対称性の破れの謎の解明を目指しています。
