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GAMMA08 報告

会議概要

 2008年4月3日から5日の日程で、理化学研究所仁科ホールにおいて国際会議"CNS-RIKEN Joint International Symposium on Frontier of gamma-ray spectroscopy and Perspectives for Nuclear Structure Studies (GAMMA08)"を行いました。この研究会は、これまでの、また今後のガンマ線核分光の研究成果について発表・議論をためにCNSの我々のグループと理化学研究所が共催して行ったもので、だいたい2,3年に1度開催しています。

 我々のグループからは、下浦教授井手口講師が主催者となって会議の運営に中心的な役割を果たしました。また大田、新倉、井手口の3人がそれぞれ口頭発表を行いました。

日程・場所、会議のウェブサイトなど

CNS-RIKEN Joint International Symposium on Frontier of gamma-ray spectroscopy and Perspectives for Nuclear Structure Studies

我々のグループからの発表

(すべて口頭発表(英語))

  • E.Ideguchi et al., "Development of CNS GRAPE and experiments at RIBF"
  • S.Ota et al., "Proton Intruder State in 13B"
  • M.Niikura et al., "Study of High-spin States in 49-51Ti"

参加報告 (文責:新倉)

 今回の会議は、ガンマ線核分光を行っている我々のグループが中心になって開催した会議です。当然全員参加。3日間にわたって開催された会議ですが、非常に多くの参加者が国内外から集まり、熱い議論が交わされました。どの発表も個人的に非常に興味のある話だったので、むしろ3日間では足りなかったくらいかもしれません。それくらい充実した会議でした。

 我々のグループからも三人が発表を行いました。いずれも現在我々が開発しているGRAPEに関する成果報告です。この会議を機会に、GRAPEでも国際的なコラボレーションが広がっていくといいな、と期待しています。

 今回この会議は3回目にあたりますが、特に今年は海外からの研究者が多く参加してくれました。その理由のひとつに、昨年度から稼働を開始した理化学研究所のRIBFがそれだけ世界的にも注目されていることなのだと思います。そのため、RIBFに関連した国際的な研究協力体制を作るための議論の時間を設けるなど、将来計画についての議論も行なわれました。

 あと、毎回国際会議に参加するたびに感じるのは、もうすこし英語うまく話せるようになりたいなぁ、ってことですかね。精進します。

新倉


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Last-modified: Fri, 09 May 2008 16:48:50 JST (5832d)