クォーク物理グループの関畑大貴氏(特任研究員)が、
「第15回(2021年)日本物理学会実験核物理領域:若手奨励賞(第27回 原子核談話会 新人賞)」を受賞しました。
博士学生時代に広島大学において行っていた博士研究(指導教官:杉立徹)に対するものです。
世界最高エネルギーのLHCの鉛+鉛衝突において、運動量の高い中間子の収量が大きく抑制されていたことや
低運動領域の光子収量が増大していたことを発見しました。
非常に高温で高密度のクォークグルーオンプラズマができていたことを示す重要な結果です。
この研究を起点に、CNSでの一層の研究発展を期待します。
受賞記事:
http://kakudan.rcnp.osaka-u.ac.jp/jp/researcher/kakudan/award_encouraging/index.html
http://kakudan.rcnp.osaka-u.ac.jp/jp/researcher/kakudan/award_young/index.html