酸素-14 原子核の「クラスター構造」を持つ状態を探索した結果、 鏡像対称核である炭素-14 原子核と対応したクラスター状態が 存在することが確認できました。これは、α粒子が原子核内で直鎖状に並ぶ 「直鎖状態」の発現と関連した興味深い結果であると考えられます。 実験はCNSのCRIB装置を使って宇宙核物理グループ(山口研究室)らで行い、 CNS特任研究員であったMa Nanruさんらによって論文発表されました。 N.R. Ma et al, Phys. Rev. C 109, 054302 (2024): https://doi.org/10.1103/PhysRevC.109.054302
酸素−14原子核のαクラスター構造の証拠を示す論文発表を行いました