2010
2010-02-19
- 全学体験ゼミナール 2010/02/16 - 2010/02/19
サブアトミック粒子、即ち原子以下の大きさを持つ微細粒子を測ることは、原子核・素粒子・宇宙物理学の実験的研究における最も基本的な手段であり、検出器はサブアトミックな世界を研究する上で目や耳とも謂うべき重要な役割を果たしている。
授業では、目に見えないサブアトミック粒子の粒子測定の基本原理を理解することを目標とする。そのため、
(1)粒子検出器についての基礎的な検出原理の理解を目的とした講義を行い、
(2)実際に幾つかの検出器、実験をセットアップして、幾つかの異なったサブアトミック粒子の測定を行ない、その結果を評価考察する。
実習内容
霧箱という装置を作って、目に見えない粒子を実際に”見て”みよう
目に見えない粒子の情報を電気信号に変えて測定。測定する装置(GEM-TPC)を作成してみよう
作成した装置で実際に測定をしてみよう
[PDF1](http://www.cns.s.u-tokyo.ac.jp/zengaku/Archive/cloudchamber.pdf)
[PDF2](http://www.cns.s.u-tokyo.ac.jp/zengaku/Archive/GEM_TPC.pdf)
2009
2009-Sep-10
サマースクールは終了しました。多数の皆様のご参加ありがとうございました。
東京大学原子核科学研究センター(CNS)では、広い意味での核構造論を中心にして、実験・理論を含み、大学院博士課程の学生の基本的な知識や理解の向上を目指し、次世代の優秀で活力に満ちた原子核物理学研究者の育成に寄与する事を目的とする第8回CNS-EFES国際サマースクール(CNS-EFES09)を開催します。
すべての講義は、基礎的なところから最新の成果までをカバーする大変意義深いものです。多くの大学院生、ポスドク、さらにはシニアな方の参加をお待ちしています。
アジアを中心として海外から20名前後の学生の参加が予定されています。
講義の他に学生、ポスドクによる研究発表の場も設けます。是非多くの若手の積極的な参加をお待ちしています。
CNSでは大変限られた予算で国内参加者に補助を致します。総額が限られていますので、補助は研究発表をする学生を優先致します。 より多くの学生が参加できますように、学生の指導者の先生方にもご協力をお願い致します。
本サマースクールは日本学術振興会の先端拠点事業「エキゾチック・フェムトシステム (EFES) 国際研究ネットワーク によって支援されています。
組織委員
問い合わせ先
山口 英斉
東京大学大学院理学系研究科附属
原子核科学研究センター 和光分室
〒351-0198
埼玉県和光市広沢2−1理化学研究所内
Tel: 048-464-4407
Fax: 048-464-4554
Email: yamag_at_cns.s.u-tokyo.ac.jp
2009-06-30
東京大学大学院理学系研究科附属原子核科学研究センター(CNS)と理化学研究所仁科加速器研究センターとは、「重イオン物理」に関する研究協力協定の下で、 高分解能磁気分析器SHARAQスペクトロメータと分散整合ビームラインからなるプロジェクトを共同で推進してきました。
2009年3月および5月に性能評価実験を行い、分散整合による高分解能も無事確認するに至りました。これを記念し、式典及び祝賀会を理研仁科センターと共催いたします。
2009年6月30日(火)
- - 16:00-17:00 式典 於 理化学研究所RIBF棟2F大会議室
- 17:00-18:00 見学会(招待者のみ)
- 18:00-20:00 祝賀会 於 広沢クラブ